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腐女子の中二病小説。 絶賛fkmt中毒感染。
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※やさしいおじさんと坊ちゃんの出会い?編SS。
激甘いぉwwwwwwww死ぬwwwwww











父さんの周りには、黒い服の集団がいつも居た…。
どこに行くにも付いて回る。
ソイツも、その一塊から落ちて来た。
広間に呼ばれ入っていくと、父さんと黒崎と…ソイツ。
俺は父さんの方に走り寄って、黒崎とソイツを見比べた。
まだ全然若い感じがした。
ソイツは片膝をついて、俺に目線を合わせる。

「今日から和也様の付人をさせて頂きます…『  』です。」

初めての挨拶で…ソイツの名前は難しくて忘れちまったんだ。
まだ俺は、一桁しか生きていなくて…頭も若干、狂い回っていた。
全身黒のスーツ…黒い革靴、黒いネクタイ、黒いサングラス…

真っ黒…。

俺は、ソイツの本当の名前なんかいらなかった。
俺は、ソイツが俺のモノに成った証を与えたかった。
「お前は…今日から『クロ』だっ…!よろしいか?」
見たまま…餓鬼の率直な考え。
だけど『クロ』は、笑って応えた。




長い廊下をクロと歩いている…クロが俺のモノになって1ヵ月…。
今日は、天気が良いから二人で庭園を散歩しようとクロに誘われた。
外に出るのは、あまり好きじゃなかったけど…クロがそういうなら…主として聞いてやろうと思った。
「…大分『  』を気に入って頂けたようですね。」
背後から声がして振り返る。
父さんの部下の…利根川…いつも恐い顔で黒服を動かしている。
俺には優しい。いつも、沢山のお菓子と最新の玩具をくれる。
「うんっ…!」
笑って言うと、利根川もほんの少し優しい顔をする。
そして、決まって頭を撫でてくれた。
俺は利根川の手が好きだった。父さんとは違う…少し、ぽたっとした感覚…。
その手で頭を撫でられるのが好きだった。
「クロは、好きだっ…!でも、父さんと利根川の次だけどっ…!!」
俺は、つかず離れず…曖昧な距離にいるクロの側に行き、腕にしがみついた。
クロは少し困ったような、恥ずかしいような顔で利根川を見る。
利根川は、そんなクロを見て盛大に笑った。
「クロっ…!!はははっ…!よかったな!新しい名前が付いてっ…!」
クロの肩を2、3回軽く叩いて利根川は去って行った。

「…なんで…何か、面白かったかっ…?」
不思議がる俺はクロに問い掛けた…が、クロから正確な返答は無い。
ただ、顔を真っ赤にして俺を見下ろし、照れくさそうに笑うだけだった。







----------------------------

読破ありがとうございます!
うん。本当はトネ先生が描きたかったってのと
小さい頃、和也は父さんスキスキだったんだ~
ってのを書きたかったとですよw

いや…本当に自分夢見すぎだなぁ~。
でも、坊ちゃんはトネ先生に凄く可愛がられていた気がするんです。
えへwwww

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※前説

坊ちゃんと、やさしいおじさんの捏造SSです。
坊ちゃんが小学生くらいの頃に誘拐されて、
その時の付き人がやさしいおじさんだった過去が前提です。













ビールケースを台車に乗せ押し歩く…。
雑用も板につき、この仕事も鼻唄交じりに楽しめるようになった。
「クロっ…!」
黒づくめの私は長い廊下の途中で呼び止められ、振り返る。
と、真っ青な…いや、彼いわく『マリンブルー』
…のスーツで身を固めた男の子が立っている。

…男の子…という認識は私の中での話。

実際、近付いてみれば…身体はがっしりして、背も180ある私と同じ…いや少し高いかな?
顔は大人の汚い社会を見て育ったせいか、廃れた瞳に少し憑かれた感じだ。
無理も無い。
この大企業『帝愛』に君臨する『兵藤和尊』の『息子』だ。


何かに憑かれていても…不思議じゃない。


「お久しぶりです。坊ちゃん。」
私は、深く…絶対服従の挨拶をする。
「クロ…坊ちゃんって言うなよ。それに、頭下げすぎっ…!」
彼は、瞳を細めて笑う。
「…和也様…今日は、如何様でございますか?会長は…」
彼は、人差し指を立て口の前に置くと『シー…』と私を制する。
「今日はクロに逢いに来たんだっ…!」
また、カカカッと楽しそうに笑う。
私も、その楽しそうな雰囲気につられて少し笑う。
「しかし…2年ぶり、でしょうか?随分、身長も伸びたようで…」
少し、父にでも成ったかのような気持ちで彼を見た。
「うん…20センチは確実になっ…!」
彼は私の頭の上と自分の頭の上で掌を行き来させる。
「あぁ、仕事中に呼び止めて悪い…。」
そう言うと、彼は私から台車を奪い歩き出す。
慌てて小走り、追い付くと『困ります』とサングラス越しに訴えた。
彼も少し青みがかったサングラス越しに、歩みを止める事なく進みながら私を見る。
「まぁまぁ…たまにはさっ…!働く者の気持ちを知るっ…!良い心掛けだろ?」
無邪気に笑う彼の腕を掴み、動きを抑える。
本来なら、行く道を遮るなど無礼窮まりない行為…。
だが、私だけは許されている。
「和也様…お止め下さい。貴方は立派に帝愛の行く末を導いて下さればよいのです…。」
彼は口を『へ』の字にし、ため息を吐く。
「じゃあ…『父親』を手伝う…それなら問題無いだろ?よろしいか?」
立派な眉毛も八の字に下げ、半ば諦めた声を出す。
「和也様の父親は和尊様です。」
外人並のオーバーリアクションで肩をすくんで首を左右に振る。
「暖簾に、なんとやら…やめだ、やめっ!運びてぇのっ…!俺がっ…!」
まだ腕を掴んでいる私ごと彼は歩き出す。
「あんまり、しつけぇと…クロでも、刻んじまうぜっ…?」
冷ややかに笑う…本気か冗談か…どちらにしろ機嫌は悪い方に向いている。
仕方なく諦め、手を離し横を歩く…私が、ようやっと理解したと思ったのか彼はカカカッと笑った。




ビールを厨房に置き、食堂から出る。
彼は…出入口の反対側の壁に寄り掛かり、携帯をいじっている。
流石に、ウン十万円するスーツで下ろしを手伝って貰うのは丁重に断った。
私に気がつくと、『ぱちっ』と歯切れよく携帯を閉じる。
「さぁて…たまにはテラスで一杯やりながら語り合うっ…!どうだろうか?」
私は返事をして、『それなら…』と、もぅ一度厨房に戻り、二つのグラスとグレープのジュースを片手に彼の元に行く。
「…相変わらず厳しいな…まったく…」
彼は頭をかいて、ジュースを私の手から奪い取る…紫の液体をまじまじ見るとふらりと歩き出す。
私も彼の横に付き歩く。
暗い闇が広がる窓の外…煌めく街のネオンが眩しく、サングラスの視界端に入り込んで滲む。
「なぁ…クロ…そろそろ俺の側に戻ってこいよ…」
唐突な言葉に驚き彼を見た。
彼は、真っ直ぐ前を見たまま続ける。
「もう、『あの事』も忘れて……なぁ、クロ?雑用ばかりじゃ自慢の腕も鈍るだろっ…?」
ネオンの宝石を無理やり喉に押し込めたかの様に息苦しさが募る。
じわりと広がる唾を、ごくりと飲み宝石を流す。
「和也様…お気遣い、ありがとうございます。……。」
声が震える…。
彼は…最近まで男の子だった。
…私が彼を守れなかった日から5年間。
その早過ぎる月日が彼に急速な成長を求めた。
いびつな傾きも、壊れ、欠け、割れ…何度心が砕けただろうか…。
考えるな…考えればっ…!必然っ…親以上に彼を愛し、慈しているっ……!


涙っ…!

弱いっ…!

弱い涙が堕ちるっ…!


「はぁ…か、ず也様…すみませんっ…!」

自分の失態を…悔やんでも悔やみきれない…。
一生消えない傷、一生忘れない悪夢を…味合わせてしまった。

彼は胸ポケットからハンカチを差し出す。
私は素直に受け取りサングラスの間から涙を染み込ませた。
「悪ぃ…」
彼は私の前に立ち、そっと肩に大きな手を置く…その手は熱く服を透かし伝わる…。
「俺まだ子供だなっ…!だが、クロを、このまま困らせる様なガキのままじゃねぇ。」
ハンカチを握り、彼を見れば…初めて出会った時を思い出す。
「和也様…」
「だからさっ…まだ、先は長ぇからっ…!待ってる…急いては事をし損じるっ…!」
『博学だろっ』と笑う彼。
笑う顔は昔と変わらない。いや、昔より笑う様に成った。
「クロ…待ってる…お前が俺の下に戻って来るのをっ…!」
そう言ったが、彼は何かを思い出したかの様に額に手を当てた。
また外人並のリアクションで、あぁ~と唸る。
「そういえば…待つとか我慢するの苦手なんだよな…うん。」
なんと感情表現の読み取りやすい眉毛だろうか…心底困っている。
なんだかソレが可笑しくなってハンカチで口を押さえた。
少し俯き笑いを堪えていると、彼は私の反対側の手を握る。
「なぁ、クロ…どうやら、さらうしかないようだっ…!このまま俺の家までっ…!クククッ…カカカッ!!」
高らかに笑い声を上げ強く腕を引く。握られた腕が痺れるくらい、強い…早歩く彼に半ば引きずられる。



「和也様…。」

一生…この身に代えても、守ります。邪魔者は私が消し去ります。貴方が、この世界に君臨するまで…。


だから、どうか……。



END





------------------------------

えへ。甘々な、おじ坊?坊おじ?えへへ(モジモジ
書けて楽しかったです。
ちみちみ続く予定です^^ノ
エキブロが500文字制限なので…
こっちは、どうかなー…って思って
借りてみました(^0^)/

多分坊カイとか帝愛の散文を
自己満足と勢いでチミチミ打つ予定。


よろしくお願いしますo(^-^)o


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